34歳で新米パパになった男の奮闘記

男の子のパパになり早1年。趣味は車と音楽と(子育てといいたい)。趣味や育児について父親目線で書き連ねていきます。

千葉の虐待死事件と児童相談所問題

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虐待のことについて書くのは何度か目です。最近虐待のニュースも増えましたが、これまで隠れていた部分が一気に露呈し始めたと考えて良いかと思います。そして同時に話題になっている児童相談所問題も含めて自分なりに考えて見ました。

www.papa-since2017.com

 

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誰もが同じ感情かと思われますが、千葉の事件、すごく酷い事件です。母親も逮捕されましたが、当然であると思います。逮捕されたって、被害者の子はもう救われることはないんですけどね。今回も児童相談所の対応もひどいと思いました。一度保護した後に、自宅に戻した理由に、「なにかあればすぐに対応ができる体制のつもりだった」というような事を話しているようですが、「なにかあれば」っていうのが「また叩かれていたら、虐待されていたらすぐ保護しますよ」ってことなんでしょうか。つまり、また被害者は被害を受けるわけで、虐待を未然に防ぐ意思が感じられません。あの両親が悪いことは明白ですが、それ以外も機能しなかった仕組み含めて、ひどいとしか言いようがないです。

 

自分も仕事柄、役所の方とお仕事を共にする機会がありますが、まぁ課を跨いでの連携は難しいな、といつも思います。いろんな課がいろんな役割を担っていて、何か一つアクションを起こすための書類であったり手続きであったりが非常に分かりづらい。ここがシンプル過ぎても良くないとは思うのですが、今回、児童相談所、学校、行政、県の連携がうまくいかなかった理由はなんとなく見えてきます。

そして、よく、お役所仕事、とか、公務員は楽、とかいう人もいますが、自分が関わる役所の職員さんはめちゃくちゃ大変そうです。定時に上がってる人はほとんどいないんじゃないでしょうか。(私の周りの役所の職員さんはそうです)

たまに進路に迷ってる学生と話す機会がありまして、公務員で安定して楽に働きたい、と笑顔で夢を語る学生さんがいます。さてさて…。

 

去年、青山の児童相談所問題がニュースで取り上げられていました。品位が…とかそんな発言がクローズアップされていましたが、私の経験上、どれだけ裕福で、とても有名なところにお勤めされているような人でも児童虐待を行う可能性はあります。自分が関わった例では、父親が子供の事を理解しておらず手が出てしまうケースでしたが、この父親は海外でのお仕事もされている方で、とても優秀な方でした。しかし子供のことについて話し合う過程で要所要所に、横文字を挟んできました。それもあまり聞きなれない単語で。インセンティブがどうのこうの~あたりの発言は分かりましたが、なんだか聞いてる側はシラ~って感じです。帰国子女で自然に出てしまう、ような感じじゃなくて完全にルー大柴でした。外の人間に対して自分は優秀なんだと見せようとする姿勢。実際に教養もあって優秀なんでしょうけれど、虐待とそれとは別。子供の上手くいかない事を理解しようとせずに、自分の成功体験のみを子供に当てはめようとして、子供の失敗を許せずにいました。結局、子供は養護施設に預けられることとなりました。青山の人だって、虐待するかもしれないし、青山の子供だって虐待されるかもしれないんですよね。近くに相談所があれば、本来であれば細やかな訪問や同一地区の学校との連携が容易になります。遠くだと、なかなか難しいと思います。セーフティーネットの役割を果たすには、やはりそれぞれの地区に必要な施設だと私は考えます。

 

児童相談所しかり、こういった相談支援事業系、ケースワーカー系の人材は慢性的に不足していると思います。相談事業に携わるには、新卒や未経験の方ではなかなか難しい場面も多いと思われますので、余計に人材を拡充しづらいのではないでしょうか。学校も先生が余裕が無いとも言われていますし、こういった子供を取り巻く環境について、もっと色々時代に合わせた変革を行っていくべきじゃないかと思います。幼保無償化も立派な施策だとは思いますが、そうじゃなく、教育の中身、児童に関わる機関の在り方についてじっくり政府には考えてほしいな。