34歳で新米パパになった男の奮闘記

男の子のパパになり早1年。趣味は車と音楽と(子育てといいたい)。趣味や育児について父親目線で書き連ねていきます。

虐待としつけの境目

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一連の報道の最中、ペットに対してまで虐待を行なっているというニュースが舞い込んできました。千葉の虐待のケース然り、今回のペットの件然り、虐待を行なっている加害者には「これはしつけである」という考えを持ち、虐待しているという認識をしていないケースがあります。 

 

 

虐待とは(ウィキべディアより抜粋)

むごい扱いをすること。繰り返しあるいは習慣的に、暴力をふるったり、冷酷・冷淡な接し方をすること。具体的な内容は様々で、肉体的暴力をふるったり、言葉による暴力をふるったり(暴言を浴びせたり、侮辱したり)、いやがらせをしたり、無視をする、等々の行為を繰り返し行うことを言う。

 

以上のようなものを一般的に虐待と呼びます。しかし、あいまいな部分も多いのが現実です。

 

教育現場での虐待行為

学生の水分摂取。以前は運動部で部活中に水分を取るなどもっての他。僕たちはギリギリその世代ですが、隠れて水を飲んでいたものです。今では立派な虐待行為。適度な水分摂取を部活動中にも促さないといけません。

 

また、学校に在籍している以上、登校して当たり前、という認識も今は違います。無理をして登校する(させる)ことも含めて、みんな行ってるから他の子と同じように受験に受かる事が全て、を目指していた戦後の日本では学齢期の自殺率が上がってしまいました。無理せず、教室に入ることを目的とせず、その子のペースにあった学校生活を支える事が今の教育現場の基本になりつつあります。

 

子供の恐怖心を煽るのではなく、成功体験を積ませよう

病院内でぐずる子供に対して、おとなしくしていないと痛い注射打っちゃうよ!という声かけは良くないと言われています。恐怖心を煽るような声かけも虐待と捉えられるのが現状です。ここはしつけとの境目が難しい部分だとは思います。

少し見方を変えれば、注射に対して余計な恐怖心を与えず、おもちゃや動画などで気を逸らしている最中に注射を済ませる事で、気が付いた時には終わっているというスムーズな処置をしてくれるドクターが増えました。ここで親としては、「すごいね、注射大丈夫だったね」などと声をかける事で、泣かなかった(騒がなかった)という成功体験を子供に積ませることが出来ます。これが子供にとっては自信に繋がり、とても良いそうです。ぜひ、自分の子供にもやってあげたいしつけ方法だと思います。

 

文化なのか、虐待なのか

つい先日、節分の日でした。我が家も、鬼が現れましたが、見た瞬間に子供は大泣き。手がガクガクと震えていて可哀想なことをしたと感じてしまいました。少しコスチュームが怖すぎたようです。

同じ日、日本各地で行われていた行事のニュースが飛び交っていました。鬼の場合もあれば、顔面を黒塗りにした男が家に上がってきて、子供を追いかけ回すという映像もありました。

 

「いい子にします!いい子にします!!」

 

と泣き叫ぶ女の子を見て、微笑ましいと思う反面、自分の子供の大泣きの風景と被り、やりすぎな気もしました。先の注射の件と何が違うのか。恐怖心で子供を抑圧するような形には子供のメンタル面に悪影響もあるような気もします。実際に我が子は、節分の日よりしばらく寝つきが悪く大泣きするようになってしまいました。(原因が他にあったのかもしれませんが)

自分の地元にもお祭りがあり、それを否定することは出来ません。今回各地で行われた行事にも、その地方の方々の想いがあるわけで、一概にこれはダメでしょう、とは言えないです。そこをフォローしていくのは、家族の役割なのかなとも思います。「怖かったね、今日はお母さんと一緒に寝ようね」とか、「いつもいい子にしてたから、あんまり寄ってこなかったね」とか、家族の声かけ一つで怖い思い出が変わってくるはずです。そして、これこそが「しつけ」なのだとも思います。

 

障がい者施設での事例

これは以前私が出席したセミナーでの話で。とある障がい者施設でのケースです。ある利用者が、やむを得ない理由で施設入所しましたが、入所後、食事を摂ってくれない事が日に日に多くなっていき、体重がみるみると減少してしまったそうです。施設側としては家族の了承のもと、やむを得ず拘束しての食事摂取の方法を取ったとのことでした。拘束は一般的には虐待行為に当たります。ここでセミナーの講師がおっしゃっていたのは、拘束がやむを得なかった事で食事が取れて終了、ではなく、次は拘束の程度を少しずつ緩める、拘束をしないで食事摂取を行う方法を考えて、将来的には拘束しないような形を目指していくことが大切であり絶対必要とのことでした。しつけとは違いますが、何かを伝えて前向きに進んでいく過程は一緒だなと思いましたし、ここに施設職員のやりがいが見いだせると、仕事は楽しく感じるのかもしれないと思いました。

 

子供にとって怖い存在は必要か

自分は必要だと考えます。それは、悪いことをしたらバチが当たるかも、という神様の存在であったり、部活などの試合で失敗することで仲間に迷惑がかかってしまうかも、というプレッシャーであったり、怖い人、怖い物、怖い未来など形は様々ですが、モラルの獲得や、乗り越えた時の成長が必ずプラスになると考えています。それと、ニュースで報じられているような、恐怖で押さえつける行為はしつけとは呼ばず、ただの虐待です。力や言葉の暴力で押さえつけてしまうと、その相手は自ら考えを発展させることなく、ただただ相手の意思に従ってしまいます。そこにはなんの発展も見られないと思います。

これがうちの教育方針だから、と言う人もいるかもしれませんが、やはり一般的にその範疇を超えたしつけを行なっている場合は、それは虐待であると思います。そして、それは通報対象となります。そうして第3者が家庭に入った事で、親が虐待を認識して、改善するケースもあります。だからこそ、児童相談所や子育て支援課のようなセーフティネットが重要です。今回の一連のニュースと節分のイベントを通して、虐待としつけの境目を今一度考えてみるきっかけになりました。

 

なんだか書いていて気持ちがまとまっているような、文章にまとめられていないような。ちょこちょこ頭を整理して編集していきます(笑)